【大分市】大分県民に衝撃走る。トキハインダストリーがイオン九州に買収されます。
昭和の時代から大分県民に親しまれてきた老舗デパート「トキハ」。昭和45年には、別会社として「株式会社トキハインダストリー」を設立し、地元のお客様に信頼されるスーパーマーケットを展開してきました。

トキハ本店
そのトキハインダストリーが、2026年1月末をもって、イオン九州株式会社(旧ジャスコ)に保有する全株式を譲渡することで基本合意したことをトキハホームページで発表しました。今回の株式譲渡の対象には、「トキハインダストリー」の各店舗のほか、「アテオ」の全店舗、さらに「あけのアクロスタウン」や「春日浦フードスタジアム」も含まれる見通しです。

トキハインダストリー南大分店
一方で、「トキハわさだタウン」では、館内の「わさだタウンスーパーマーケット」のみが譲渡対象となり、わさだタウン自体の運営はこれまで通りトキハが継続します。

トキハわさだタウン
トキハインダストリーが公開している情報によると、株式譲渡後も各店舗のロゴや店名は引き続き使用される予定とのことです。また、トキハの商品券やポイントシステムについても、現時点では変更の予定はないとされています。同年7月には、イオン九州が長崎の地域密着型スーパー「株式会社ジョイフルサンアルファ」を子会社化しており、今回の合意によりさらなる事業拡大が進むとみられます。トキハインダストリーのこれまでの特徴を活かしつつ、地域密着型の店舗運営が今後も続くことが期待されます。
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